当院では肩こり、頭痛、腰痛、不眠、疲労感、メンタル症状、生理のトラブル、消化器症状を訴えて来院される方が多い状況です。
今までは30代から50代の方が中心でしたが、昨年の秋以降は学生(中学生から大学生)の来院も増えています。そして大半の方はストレスを抱えています。
ストレスが原因となり発症する症状を治療する場合、副腎疲労の可能性を考慮して治療を行います。副腎疲労とは様々なストレスが原因となって起こる状態です。
ストレスを受けると副腎皮質からコルチゾールを分泌し、カラダを守ろうとします。
最初はコルチゾールがたくさん分泌されますが、この状態が長く続くとコルチゾールは枯渇し、ほとんど分泌されなくなります。この状態が副腎疲労です。
具体的には以下の症状があります。
該当する症状が複数あれば、副腎疲労の可能性があります。
・疲れがとれない
・朝起きれない
・不眠
・慢性的な肩こり 筋肉痛
・些細なことでイライラする
・甘い物 カフェイン アルコール 塩辛い物が欲しい
・性欲の低下
・病気の回復に時間がかかる
・気分が落ち込むことが多い
・PMSがひどい
・アレルギー症状の悪化
・物忘れがひどい
・集中力の低下
・精神が不安定
なかなか治らない慢性症状は副腎疲労を疑います。
肩こりや腰痛を訴える方の中には副腎疲労が原因のケースがあり、その場合は肩や腰だけ治療をしても症状は改善しません。一時的な改善はあっても、すぐに症状が戻ってしまいます。
当院では鍼灸と漢方薬、サプリメントを併用して根本的な原因へアプローチする治療を行っています。
コメントをお書きください